カテゴリー「俳句」の記事

2014年7月31日 (木)

熱海での句会 -野分会夏行-

 先週末は、1年ぶりの句会野分会の夏行に行ってきてんわ。会場は熱海。京都から新幹線に乗って、距離は東京より近いげんけど、かかる時間は東京より遠い・・・。なんともまぁ、不思議な感じ(笑)。人間が当然のことを超えてしまったいい例なんかもしれんなぁなどと考えながら熱海に到着。

 

 京都よりは涼しいものの、やはり陽射はガンコ暑かったわぁ。スルメガ干される熱海の街をふらふらと歩きながら、太宰治も滞在した宿を公開しとるという起雲閣に行って来た。

 

 

Imag0935_2 太宰が玉川上水入水の3ヶ月前に愛人・山崎富栄と滞在した部屋に座り、句を詠んだ。

 

 

 ”硝子窓畳にもただ夏の空” 亜世

 

 ”文人を偲びて扇ぐ古扇” 亜世

 

 ”硝子ごし大正の館空涼し” 亜世(第2句会稲畑汀子先生選 入選句)

 

 ”外は夏内は大正硝子窓” 亜世(第2句会稲畑廣太郎先生選 入選句)

 

 

 そして、ホテルへの途中詠んだ句が第1句会の特々選に選ばれた。

 

 ”日盛の信号もまた赤になり” 亜世(第1句会稲畑廣太郎先生選 特々選)

 

 

Imag0938

 ほして夜は熱海の花火大会。相模湾に面した宿からは、大きく花火も見えた。

 

 ”大花火ボンネットにも踊りたり” 亜世(第2句会稲畑廣太郎先生選および安原葉先生選 入選句)

 

 

 その他入選句

 ”片陰や新幹線の車内にも” 亜世(第1句会稲畑廣太郎先生選 準特選)

 

 ”片陰を求めて泳ぐ鯉もあり” 亜世(第2句会稲畑廣太郎先生選および安原葉先生選 入選句)

 

 ”歩いては熱海てふ名の極暑かな” 亜世(第1句会稲畑汀子先生選 入選句)

 

 ”路地裏の駐車場にも海水著” 亜世(第2句会稲畑汀子先生選 入選句)

Imag0937


 入選ではなかったけれど、自分の中で気に入った句。

 

 ”夏朝陽相模湾をも鏡にし” 亜世

 

 ”炎帝も乗つて異国へ波の頂” 亜世

 

 旅をしながら句を詠む、これからも続く・・・。

 

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2013年9月27日 (金)

秋の匂いと『ホトトギス』10月号

 今年はブログもあんまり書けんなぁ。忙しいっちゅうたら言い訳やけど、なんやらバタバタと毎日が過ぎていくげんわ。やることが次から次へと…。

 火曜日は高山へ。夜の高山は宮川沿いを歩けば、ふと金木犀の匂い。


 ”宮川の静まりし夜金木犀” 亜世


 今年一番の秋を感じた夜やってんわ。京都戻ったらまんで暑かったけど(苦笑)。お彼岸終わってもまだ暑さの残る今年の夏やねぇ。


 さて、『ホトトギス』10月号。今回は雑詠2句、天地有情2句の掲載。【掲載ページは、P73/P195】


 ”この道は秋の山まで続くかな” 亜世


 ”啄木鳥の声する森や軽井沢” 亜世


 ”ふるさとの城の跡にも散る紅葉” 亜世


 ”縁側に座りて涼し秋の風” 亜世


 秋の淋しさ、やっぱり好きやわぁ。人間って結局突き詰めると究極の淋しさまでいきつくんやし。


 そうそう、生まれて初めてのマイカーが来週届くげんわ。10月5日の金沢ライブは、真新しい車で帰りまっせ。ライブの準備も順調♪まだお席はあるさけ、是非是非足をお運び下さい。お待ちしとります!!

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2013年7月30日 (火)

奈良での句会♪-野分会夏行-

1374888011910  この土日は、1泊2日の野分会(俳句の会)の夏行に行って来てんわ。野分会に入れて頂いたんが、3年前。この夏行は毎年開催されとるんやけど、なかなか参加できんで今回が初めての参加。
 
 今回は奈良での開催。奈良をじっくり歩くんは、久しぶり。暑いやろうと覚悟はしとってんけど、京都よりは涼しかった。
 
Imag06992  ここしらばく、”忙しい”っちゅう言い訳で、じっくり句を詠むことも出来とらんかったんやけど、この旅はじっくりと俳句に向き合うことが出来てんわ。俳句に向き合うっちゅうことは、自然と向き合うことでもあり、自然の中に在るこの身と向き合うことでもあるような気もするし…。まんで楽しい旅やったわぁ。
 
 
 ほして今回の夏行中に詠んだ句は27句。句会は3回あったんやけど、入選句を紹介さしてもらいます。
 
 
 ”外国の言葉枕に昼寝かな” 亜世 【特選】
 
 
 ”堂涼し大仏の手の大宇宙” 亜世 【準特選】
 
 
 ”古を偲びてつきし鐘涼し” 亜世 【入選】
 
 
 ”倉涼し天平の風とほりたる” 亜世 【入選】
 
 

 一般選で取ってもろた句は、
 
 
Imag0700 ”ジリジリと天平礎石焼く盛夏” 亜世
 
 
 ”曼荼羅に描かれし紅蓮や咲く” 亜世
 
 
 ”白き肌日焼て赤しロシア人” 亜世
 
 

 夜は懇親会。今度はギター片手に歌わしてもらいました。 946314_290907254382469_403322584_n
 
 
 <演奏曲>
 1.盂蘭盆会
 2.ひろみ湯
 
 アンコール
 1.上を向いて歩こう
 
 
 歌と僧侶と俳句。僕の中ではしっかりと繋がっとります。そんなことも再確認さしてもろた旅でした。
 
 さぁ、10月の金沢ライブ、年末の東京ライブに向けて精一杯やりまっせ!!
 
 
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2013年6月 2日 (日)

久しぶりの句会

 今日は芦屋まで句会に行ってきてんわ。なかなか都合が合わず、2月以来の久しぶりの句会。今回の兼題は、「空梅雨」と「山梔子の花」。
 
 今日は入選3句。


 ”空梅雨の線路の先の機関車や” 亜世


 ”空梅雨に日も傾きし平野かな” 亜世


 ”見上げれば空梅雨の空迫りくる” 亜世


 7月は1泊で奈良に夏行という俳句の旅にでます。ほの懇親会で歌わしてもらうことにもなっとるさけ、楽しみやわぁ。

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2013年5月23日 (木)

『ホトトギス』 6月号 -梅雨の前はギターもいい音♪-

Imag0650  だんだんと暑なってきたねぇ。ほんでも5月のいい風が吹いとる京都。梅雨の前のこの気候やからかろうか、ローンも完済したからやろうか(笑)、我がマーチンD28がいい音し始めてんわ。嬉しなるね。ギター弾くが楽しいもん。

 しばらくライブ予定がないがは淋しいけど、色々準備しとかんなんね。


 さて、『ホトトギス』6月号が届いてんわ。最近、何につけ慌ただしい毎日で、ゆっくり句を詠むことも出来とらんのやけど…。ともあれ今回は雑詠2句、天地有情2句の掲載。【掲載ページは、P73/P195】


 ”ガタゴトとトンネル抜けて五月闇” 亜世


 ”短夜の赤ちょうちんの灯りかな” 亜世


 ”代掻くや風渡りたる加賀平野” 亜世


 ”空港の富士みる朝も明易し” 亜世



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2013年3月22日 (金)

『ホトトギス』 4月号 -まもなく桜の京都-

 昨日は京都もまんで寒かったぞいね。一昨日熊本で咲いとった桜も、京都ではまだ。今日の寒さで開花までまだちょっとかね。


 ほんな中、桜の季節を詠んだ『ホトトギス』4月号が届いてんわ。今回は雑詠2句、天地有情2句の掲載。【掲載ページは、P74/P233】



 ”儚さを抱きしめてゐる花見かな” 亜世



 ”雨に濡れ色艶やかな桜かな” 亜世



 ”瓢池水面に映る夜桜や” 亜世



 ”哀れとはいふが易しの夜桜や” 亜世



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2013年1月28日 (月)

『ホトトギス』1・2月号

 来月久しぶりに句会に行けそうねんけど、なかなか句が出来ずの今日この頃。


 『ホトトギス』の1月号、2月号の掲載状況ねんわ。

 まず1月号は、雑詠2句、天地有情2句の掲載。【掲載ページは、P59/P170】


 ”若水をくみて見上げし山の色” 亜世
 
 ”ハンドルをとられし先に雪女郎” 亜世
 
 ”降り続き恋路迷はす雪女郎” 亜世
 
 ”張り詰めて淑気満ちたる厠にも” 亜世
 
 
 2月号は、雑詠2句、天地有情1句の掲載。【掲載ページは、P89/P270】

 ”冱返るお堂に響く鐘の音” 亜世
 
 ”待ち人を待ちてまだ来ぬ梅見かな” 亜世
 
 ”逝きし人偲び佇む春の寺” 亜世


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2012年11月21日 (水)

いよいよ報恩講♪&12月号の『ホトトギス』

 日付変わって今日からは、京都・東本願寺で28日まで報恩講が勤まるげんわ。ほんで今夜は、同朋会館で寸劇『山をおりた親鸞』が、奉仕団の方々を対象に上演されるげん。この劇では、脚本を書かせてもろて、音楽も担当。

 いよいよやねぇ、楽しみやわいね♪東京でずっと演出を手掛けて来た同期が演出を手掛ける本格派。ワクワクしながら仕事が出来るっちゅうがは、いいもんやね。
 

 

 ほして12月号の『ホトトギス』も届いてんわ。今回は、雑詠2句、天地有情2句の掲載。【掲載ページは、P64/P208】

 

 

 ”湯けむりとたはむれてゐる冬の朝” 亜世

 

 

 ”冬の星吸ひ込まれゆく闇夜かな” 亜世

 

 

 ”鴨川の冬霞にも古都の風” 亜世

 

 

 ”冬の月照らす我が身の影ひとつ” 亜世

  

  

 京都でのワンマンライブももうすぐやぞいね♪まだお席あるさけ、是非ご予約お待ちしております!!

 

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◎2012年11月30日(金) 京都SLOWHAND ワンマンライブ◎
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 念願の京都でのワンマンライブの日程が決定致しました。弾き語りでたっぷりお送り致します。
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[会場]京都 烏丸丸太町 SLOWHAND
(京都市中京区烏丸丸太町東南角ノアーズアークビルB1F)
   http://www.geocities.co.jp/slowkyoto/
[開場]19:00/[開演]19:30
[予約]¥2,500+1ドリンク
☆ご予約優先!お席に限りがあります。ご予約は、お早めにお願い致します。☆
[Tel予約・問い合わせ]075-212-8390(スローハンド)
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◎2012年12月21日(金) 西荻窪Terra ワンマンライブ◎
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 2012年を締め括る西荻窪Terraでのワンマンライブは、12月21日に開催致します。今回の西荻窪Terraでのワンマンライブも、ピアノ&コーラスにお馴染みサントリィ坂本さんをお迎えしてお送りします。今年の歌い納めとなるワンマンライブ、今年書いた新曲など盛り沢山でお送りする予定です。どうぞお楽しみに♪
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[会場]西荻窪 Terra
(東京都杉並区西荻北3-22-20坂巻ビル1F)
[開場]18:30/[開演]19:30
[予約]¥2,500+1ドリンク/[当日]¥3,000+1ドリンク
☆ご予約は、お早めにお願い致します。☆
[Tel予約・問い合わせ]03-3395-7611
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2012年10月22日 (月)

時代祭と11月号の『ホトトギス』

Imag0408  宿直明けでちょこっと時間あったさけ、京都の時代祭をチラッとだけ観に行って来てんわ。たまたま新聞で、今日が時代祭の日やと知ったさけ、「観られる時に見とこ。」っちゅうことで。

Imag0409  京都の町は今、金木犀の匂いが立ちこめて最高の季節♪あ~、毎年この金木犀の季節が待ち遠しいさけ、嬉しい季節到来やね。なんで、こんなに好きなんやろ、この匂い。青春時代のキュンとした恋の感じがする(笑)。


Imag0410  それはさておき、時代祭。烏丸御池の交差点付近で30分程見学しとってんけど、行列がなかなか進まんこと。明治維新から時代を遡るっちゅうことやったけど、阿国歌舞伎の阿国まで見てタイムアウト。【写真は和宮と吉野太夫と阿国】まぁ、こんなもんやろ。


 話題はかわって、11月号の『ホトトギス』。今回は、雑詠2句、天地有情2句の掲載。天地有情には、久しぶりの2句掲載♪【掲載ページは、P67/P215】


 ”熊本の路面電車の小春かな” 亜世


 ”朱になりて空をまた編む冬紅葉” 亜世


 ”揺れる灯に報恩講を受け継ぐ日” 亜世


 ”石庭を今年も染めし散紅葉” 亜世


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2012年9月21日 (金)

新井英一 『唄魂』

 Imag0371_2 新井英一さんの新しいアルバム『唄魂』(うただま)が届いてんわ。新井英一さんを知ったんは、筑紫哲也さんの「ニュース23」のエンディングで流れる『清河への道』を聞いたんが最初。まだ生でライブを聞かせて頂いたことはないげんけど、どこかでずっと惹かれとる歌手。

 アルバム『唄魂』を一通り聞き終えて、男性ボーカリストで久しぶりに心をえぐられた。個人的な詩でありながら、人間の普遍性を持つといったらいいんか、一人のシンガーソングライターが歌う唄でありながら、一人のシンガーソングライターを超える、それこそ”魂”を感じた。


 アルバムのブックレットには、次のように記されている。【写真】


”唄の魂が言葉を告げ、メロデイに乗せて、人の心に入ってゆく。
 そこに私はいない、存在は消える、
 新井英一ではなく、唄の魂だけが存在する。
 そんな唄人になりたい、そんなふうに唄いたい、
 魂だけが燃えているように。
 唄の魂とは、歌わずにはいられない、
 限りなく生きる情熱そのものだ・・・。” 新井英一


 唄が声になり、声が唄になり、私が消えてゆくのかもしれないと思った。いや、どこまでも主張して止まない私は決して消え去りなどしない。それでも、そこに向かって歌って生きたいと僕も思う。




 話は変わって、10月号の『ホトトギス』も今日届いてんわ。今回は、雑詠2句、天地有情1句の掲載。【掲載ページは、P76/P266】


 ”人混みと京都タワーと秋の空” 亜世


 ”初紅葉まだ燃えたりぬ一休寺” 亜世


 ”風吹けば紅葉揺れたるハーモニー” 亜世


 まだ実際は秋は遠いような京都の日中やけど・・・(笑)。


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