新井英一 『唄魂』

アルバム『唄魂』を一通り聞き終えて、男性ボーカリストで久しぶりに心をえぐられた。個人的な詩でありながら、人間の普遍性を持つといったらいいんか、一人のシンガーソングライターが歌う唄でありながら、一人のシンガーソングライターを超える、それこそ”魂”を感じた。
アルバムのブックレットには、次のように記されている。【写真】
”唄の魂が言葉を告げ、メロデイに乗せて、人の心に入ってゆく。
そこに私はいない、存在は消える、
新井英一ではなく、唄の魂だけが存在する。
そんな唄人になりたい、そんなふうに唄いたい、
魂だけが燃えているように。
唄の魂とは、歌わずにはいられない、
限りなく生きる情熱そのものだ・・・。” 新井英一
唄が声になり、声が唄になり、私が消えてゆくのかもしれないと思った。いや、どこまでも主張して止まない私は決して消え去りなどしない。それでも、そこに向かって歌って生きたいと僕も思う。
話は変わって、10月号の『ホトトギス』も今日届いてんわ。今回は、雑詠2句、天地有情1句の掲載。【掲載ページは、P76/P266】
”人混みと京都タワーと秋の空” 亜世
”初紅葉まだ燃えたりぬ一休寺” 亜世
”風吹けば紅葉揺れたるハーモニー” 亜世
まだ実際は秋は遠いような京都の日中やけど・・・(笑)。
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