
あれよあれよという間に半月ぶりの日記になってしもた。すんません。
ゴールデンウィークは、7泊8日の東京・横須賀の旅。落語三昧に始まり、本当に温かい空気に包まれた西荻窪Terraでのワンマンライブ、渋谷で市川亀治郎大博覧会を観に行ったり、ほして横須賀のお寺の落慶法要のお手伝いをさしてもろたり、盛り沢山の日々やったわぁ。
やっとライブのことを振り返ったりすることが出来とるげんわ。(ライブレポートはもう少々おお待ち下さい。)また、次への想いが高まって来たぞいね。新しい唄も書くぞ♪

そうそう、ゴールデンウィークに行って来た市川亀治郎大博覧会についてちょっこし。博覧会は、出来たてホヤホヤの渋谷ヒカリエを会場に開かれとってんけど、圧巻の「義経千本桜」のドキュメンタリーフィルムの上映やら、さらにはほの「義経千本桜」の”四の切(しのきり)”の舞台セットが再現されとるコーナーがあったり、まんで楽しい内容。舞台セットのコーナーでは、実際に舞台に立つことも出来るげんけど、写真は早替りの場所。歌舞伎って面白い。ほして、新たなことに挑戦する澤瀉屋(おもだかや)の伝統、四代目市川猿之助襲名と、これから目が離せんね。亀治郎さんの生の舞台はまだ観たことないげんけど、この大博覧会でますます実際の歌舞伎の舞台が楽しみになったぞいね。まだちょっこし先やけど、京都・南座での披露公演、楽しみや♪

ほして、時は流れて昨日は中島みゆき『歌旅 ~劇場版~』を茨木のワーナー・マイカル・シネマズに観に行って来てんわ。これは、2007年のコンサートツアーの模様を納めたDVD『歌旅』からコンサートシーンだけを厳選して劇場版にまとめられた作品。みゆきさんのツアーはいつも圧巻なんやけど、殊にあのツアーは凄かった。もちろんDVDも持っとるげんけど、映画館でのコンサート映像、これまた楽しみやってんわ。期待したよりは、音があんまり良くなかったり(ちょっと音量も小さかったし、迫力不足?)はしてんけど、何度聴いてもあのツアーの富倉安生さんのベースから始まる『ファイト!』のアレンジは最高やし、『重き荷を負いて』の物言わせぬ説得力は凄い。
考えてみるとみゆきさんの唄が凄いんは、「死」をハッキリと自覚した上での唄やからなんじゃなかろうか。『重き荷を負いて』でそれは、「がんばってから死にたいな」とハッキリと表現される。人間の有限性を確かに自覚した上で、それを超えてゆく唄であるから力があるんじゃないだろうか。やっぱり、凄い。2007年のツアーを聞いて、「もう唄を止めよう」と思ったことを思い出した(苦笑)。でも、こうしてやっぱり歌い続けるしかない自分が今いるんです。
歌いたい!!さぁ、いよいよこれからです。
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【僧侶ブログ:風来坊主・釋亜世の『陀羅やなぁ。』】
http://dara.way-nifty.com (2012.5.14 更新)
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