
昨日は大阪森ノ宮(大阪城の近く)まで、立川談春師の落語会に行って来てんわ。「立川談春12ヶ月連続独演会2012」と題され、神戸と大阪で一年間それぞれ毎月独演会を行うっちゅう企画。立川談春師の落語を聞くのは、下北沢での独演会と、三遊亭白鳥師の独演会のゲストで聞く以来3年半ぶり3回目。
ほしていよいよ、前座さんなしで談春師匠が登場!!長めのマクラから『紙入れ』。寄席でも良く出る噺やけど、亡き談志師匠の話をくすぐりで入れてきたり、なかなか色っぽさと楽しさの入り交じった名演やったわ♪
ほして、『紙入れ』のサゲの後、そのまま再びマクラに突入。「上手いとか下手とかは出来ても、なかなかカッコいいという風にはなれない。談志の『慶安太平記』を喋る姿がただただカッコよかった。」と語り、しかも講談を元に談志師匠が落語に仕上げたこの『慶安太平記』を大阪でやる、ほの談春師匠の意気込みが感じられた。

考えてみれば、芸事っちゅうんは、この「カッコいい」と思うことから始まるんやろうなぁと。自分のことを考えてみても、やっぱり「カッコいい」と思って歌い始めたんが最初やもんなぁ。
『慶安太平記~善達の旅立ち~』で仲入り。仲入り後に『慶安太平記~吉田の焼き討ち~』を。『慶安太平記』自体も初めて聞く噺やってんけど、確かに談志が落語に取り上げただけあって、グイグイ引き込まれる魅力的なストーリー。
また数年後の談春師匠が高座にかけるこの噺を聞いてみたいわぁ。もっともっと味が出そうで、楽しみ。
芝居を観た後みたいな充実感で、駅までプラプラ。たまたま入った亀王っちゅうラーメン屋の自家製麺が結構旨くて大満足の一日やったぞいね。
さぁ、わしもライブがんばろっと。
-----------
【松田亜世ライブ情報・リリース情報等は公式ホームページにて】
http://homepage1.nifty.com/asei/ -----------
【僧侶ブログ:風来坊主・釋亜世の『陀羅やなぁ。』】
http://dara.way-nifty.com (2012.4.22 更新)
最近のコメント