七夕に阿武松

　大相撲がニュースを賑わしとるけど、今日の朝日新聞朝刊に載っとった小沢昭一さんの『芸能的な由緒正しさの終幕』っちゅう記事は、相撲に対するまた違った視線で興味深かったなぁ。相撲を芸能として捉え、一般の常識社会と離れたところの、遊びとしての魅力。なるほどなぁと思えたわ。

　犯罪自体は良くないけど、心が息苦しい世の中なんかもしれんなぁ。なんか、すべてを一般社会という名のマスコミの作り上げた枠の中にはめ込まれとるようで、違和感を感じるわ、最近。今の政治の混乱も、人には責任責任と偽善者面して迫り、自らはなんの責任も取ろうとせんマスコミにあるような気がする。嫌～んなるわいね。


　そうそう、最近よく耳にする阿武松部屋。落語に『阿武松』っちゅう演目があるんやけど、その落語に登場する能登国鳳至郡出身の第六代横綱・阿武松緑之助が、その部屋の名前のルーツやね。江戸時代の横綱・阿武松は、今何を想うやろうか？


　ほんなことを想いながら今宵は七夕やねぇ。毎年の如く、曇っとるけど。

　七夕の夜は、松田亜世の『天漢』（てんかん：天の川という意味）を聴きながらお過ごし下さい♪（http://homepage1.nifty.com/asei/discography.html）


　”天漢や雲に隠れし恋路かな”　亜世

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　http://dara.way-nifty.com （2010.7.7更新）