今を生きる-能登の節談説教-
前に『小沢昭一が訪ねた”能登の節談説教”』っちゅうCDを手に入れて節談説教(ふしだんせっきょう)に非常に興味があってんけど、ほの節談説教の第一人者・能登は門前の浄土真宗大谷派満覚寺住職・廣陵兼純さんがこの7月に築地の本願寺においでたときのDVDが築地本願寺のメルマガプレゼントでもらえたさけ、昨日の夜観とってんわ。
CDの方にもこの廣陵兼純さんのお説教は入っとったんやけど、映像を通してみるとまたほの表現力と説得力の凄いこと!!今を生きとる仏教がここにある気がしたわぁ。いやいや、正直感動したわ。
能登弁の温かさに包まれながら、落語の原点のひとつの流れとも考えられるこの節談説教。言葉が歌になり、歌が言葉になり・・・。
大学の講義みたいなお説教が多いけど、笑いあり涙ありの節談説教。心揺さぶるもんがここにはあるげん。
なんとも言えん混沌としたこの現代に、この生きた言葉を持った節談説教に救われることもあるかもしれんと本気で思ったわ。
なかなか聴く機会がないかもしれんけど、これは絶対絶やしてはならん芸であり(というと語弊があるかもしれんけど)、文化やと思う。
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