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2008年5月14日 (水)

志の輔らくご『牡丹灯籠』

080513_18150001  今日は下北沢の本多劇場に立川志の輔師匠の「志の輔らくご in 下北沢『牡丹灯籠』」を聴きに行ってきてんわ。

 お隣・富山県出身の志の輔師匠の落語を生で聴くのははじめてやったし、芝居小屋で聴く落語っちゅうがにもワクワク!!

 ネタは落語の神様・三遊亭圓朝の怪談噺(といわれている)『牡丹灯籠』。いやいや、正直怖い話は苦手やさけ、いくら落語っちゅうても怪談噺はオトロシいがんないかと思ってんけど、いやいや、もうね噺の面白さに充実感一杯で帰ってきたぞいね。怪談っちゅうたら歌舞伎で有名なあの『東海道四谷怪談』も最初は怖いだけの話やと思とったら、人間の業の深さを描いたもんやっちゅうことが、串田和美さん演出のコクーン歌舞伎でわかって・・・。今日は、あん時の感動と似た感動かもしれんわ。

 ある種ロシア文学のような複雑な登場人物の人間関係を、まず前半では洋服を着た志の輔さんが学校の授業みたいながにして解説。なにしろ、この『牡丹灯籠』を通しで演じたら15時間は優にかかるっちゅうことで、「それを2時間半で演じるがにはどうしたもんか?」っちゅうことで生まれたんがこの演出らしかってんけど、これが後半に生きてくる訳ねんわ。いやいや、パッと眼の覚めるような繋がり方するさけ、これは上手い演出やと思ったわ。

 途中10分間のお仲入りを挟んでは、いよいよ着物を身に纏った志の輔師匠が登場!お疲れなんか、声が擦れたり恐らく本調子ではないにしろ、後半1時間半の大熱演。最後の最後のひと場面は志の輔師匠がオリジナルで手を加えた演出やってんけど、これがまたこの噺を生きたもんにしとって圧巻!!怪談噺のスタイルを借りた、もの凄い人情噺『牡丹灯籠』!!!

080513_23490001  「だから落語は凄い!!」

 ほんながに思わせた今日の一席やってんわ。圓朝の名作、またじっくりと聴きたいぞいね♪フルサイズの『牡丹灯籠』も15時間でも24時間でも聴いてみたいわぁ!!志の輔師匠、是非!!!(笑)

 記念にこの『牡丹灯籠』にちなんで牡丹文字で書かれた志の輔さんの限定手ぬぐいと、映画にもなった『歓喜の歌2007』のDVDを買うて帰ってきてんわ。

 ひとっ風呂浴びてゆっくり観るかいね。

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コメント

 なんだかスゴイ一夜!なかなか寒くて熱い感動でしたね☆
 人間のマイナーな感情が伴うものはダメなので、初めから食わず嫌いをしているのですが、見方というか、一歩入り込んだ部分を教えていただいたような気がします。

 “表現”を生業になさっている方の努力は、並大抵じゃないですね。。。
そんな凄さをちゃんと解って拝見することができるって素晴らしいです!
落語というのは、自分からグングン入り込んでゆかなければ、その面白さの門戸は開かない世界だなと思いました。

 牡丹文字というのも初めて!!

投稿: いつかの空も好き♪ | 2008年5月14日 (水) 20:27

◎いつかの空も好き♪さん、
>なんだかスゴイ一夜!なかなか寒くて熱い感動でしたね☆
 人間のマイナーな感情が伴うものはダメなので、初めから食わず嫌いをしているのですが、見方というか、一歩入り込んだ部分を教えていただいたような気がします。

 噺家の演出の仕方だと思うのですが、志の輔さん自身「牡丹灯籠は、怪談噺だと言われていますが、実は違う」とマクラで仰っていました。

>“表現”を生業になさっている方の努力は、並大抵じゃないですね。。。
そんな凄さをちゃんと解って拝見することができるって素晴らしいです!
落語というのは、自分からグングン入り込んでゆかなければ、その面白さの門戸は開かない世界だなと思いました。

 落語を聴くだけで勉強になるというか、そういう面も大きいので、気負わず気軽に足を運ばれるといいと思います。

>牡丹文字というのも初めて!!

 結構可愛らしいんです。まる~くて♪

投稿: 松田亜世 | 2008年5月14日 (水) 23:36

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