一日京都・奈良・名古屋
早朝東京駅を出るのぞみに乗って一路・京都へ。京都駅で車に拾われてさらに奈良へ。奈良から愛知県一宮、ほして最後は名古屋に至って東京に戻る一日旅。この行程が全て仕事なら、超売れっ子っちゅう感じやけど、ほんな訳でもなく(苦笑)、ほんでも一日の慌しい行程とはいえ、やっぱり旅は楽しいもんやわ。
まぁちょっとした私用もあっての旅やってんけど、奈良で1時間程時間が出来たさけ、すかさず行って来たぞいね(笑)、大好きなお寺巡り。奈良は東大寺。
ちょうど駐車場に見慣れたオレンジ色の石川ナンバーの北日本観光の観光バス。「お~、石川県から来とるんや。」っちゅうてバスの看板見ると”金沢市立森本中学校”っちゅうて書いてある(笑)。「修学旅行なんやね。」っちゅうて思いながら二月堂、三月堂の辺りへ。前に東大寺に来た時は、時間切れで大仏殿しかみれんくて、どうしても行きたかったんが三月堂と呼ばれる法華堂。法華堂には、不空羂索観音さんをはじめ、(伝)日光・月光菩薩さん、四天王に弁天さんやらもう国宝・重要文化財の仏さんがビッシリ!!
ちょうど法華堂に入ると、仏さんの解説が・・・。よ~く見るとなんと森本中学校の生徒さん。解説の人も乾漆像の説明で「皆さんの石川県なら輪島塗がありますから漆のこと良くわかりますよね。」とか言うとる(笑)。奈良で金沢の中学の修学旅行の解説を聞けるとは♪これも何かのご縁かね。ほの解説もまんでわかりやすかったさけ、何やらちょっと得した気分。不空羂索観音さんの頭上には鏡が貼られとって、ロウソクの光だけでも仏さんが見えやすくなっとって、さらに合掌した掌に持っておいでる水晶にほの光が当たる様に工夫されとるとか、新たな知識も得られて、大満足。(確かに天井鏡貼りの会場で、ロウソクの光だけでライブとかしたらなんとも幻想的やろうなぁとか。水晶の代わりに何持とう?(笑))
いや~、しかし法華堂の仏さんは圧巻やね。いつまでもいつまでも見とりたかったけど、時間もあんまりなかったんが、残念・・・。また来んなん。
ほして、法華堂(三月堂)のお隣、さだまさしさんの『修二会』にも歌われた二月堂。”お水取り”のお堂やね。ほこにもお参りして来てんわ。二月堂の舞台からは、新緑の奈良、緑がいっぱい見渡せて、まんで景色も良かったわいね。
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